立風と一文字で書く漢字「颯」の読み方、使い方、意味等を解説!

立風(颯)
上の画像の漢字、立つへんに風と書いてありますが、パッと見ただけで何と読むかわかりますか?

あまり見慣れない漢字ですし即答できない方も多いと思います。今回はこの珍しい漢字「颯」について解説していきます。

颯(立風)の解説

漢字
部首 風(かぜ)※立つへんではない
音読み サツ ソウ
訓読み はやて
種別 人名用漢字

漢字一文字単体での意味は、「①風がさっと吹く様子」「②動作がきびきびしている」といった意味合いになります。訓読みの「はやて」からイメージしやすいです。

颯(立風)の使用例

颯には意外にも様々な使い方があります。以下3通りに分けて解説していきます。

熟語

熟語としては、「颯然(サツゼン)」「颯爽(サッソウ)」といった使い方があります。

颯然は、さっと風の吹き起こるさま、またはその風の音といった意味です。颯という漢字そのものの意味①と同じですね。颯颯(サツサツ)も同じ意味で使われます。「颯然と吹きわたる秋風」という具合に使用されます。

颯爽は、人の態度や動作などがきびきびとしていて、さわやかに感じられるさまといった意味です。颯という漢字の意味②が適用されています。「主役が颯爽と登場する」といった具合に使われます。

四字熟語

杜甫
英姿颯爽(えいしさっそう)という四字熟語があります。意味は、「英姿」が容姿の立派なこと、「颯爽」がきちんとした態度や動作が清々しい様子を表します。合わせて、堂々とした立派な容姿で勇ましくきびきびとした様子といった意味で、中国盛唐の詩人「杜甫(とほ)」の「丹青引」にその言葉が記されています。

人名

上記の四字熟語の意味からして、立派な子に育ってほしいといった意味を込めて、赤ちゃんの命名に使用するのも素敵ですね。颯はもともと訓読みで「はやて」という読み方がありますが、少しもじって「はやと」と読んでも良いですし、組み合わせで男の子なら「颯介(そうすけ)」「颯斗(はやと)」、女の子なら「颯希(さつき)」「颯夏(はやか)」といった具合に爽やかな名前に使えそうです。