火へんに皇と一文字で書く漢字「煌」の読み方、使い方、意味等を解説!

火へんに皇と一文字で書く「煌」

火に皇と書いて「煌」と書くこの字、何と読むか分かりますか?

普段使うことのない漢字なので、すぐに答えられない方もいらっしゃるでしょう。

今回はこの珍しい漢字「煌」について解説していきます。

煌(火皇)の解説

漢字
部首 火(ひへん)
音読み コウ
訓読み かがや-く・きら-めく・あき-らか

漢字一文字単体では「かがやく、きらめく、あきらか」という意味があります。

煌(火皇)の使用例

煌には様々な使い方があります。熟語、四字熟語、人名の3通りに分けて解説します。

熟語

煌から始まる熟語には「煌煌(コウコウ)」「煌星(きらぼし)」があります。

「煌煌(コウコウ)」はきらびやかにかがやくさま。きらきら光ることといった意味があります。字を重ねることで、字が持つ意味を強調した形になります。

「煌星(きらぼし)」は(「綺羅、星のごとし」を続けてつくった熟語)夜空にきらきらと輝くたくさんの星を意味し、明るいものや立派な人などが数多く並んでいることの例えとしても用いられます。

四字熟語

煌の字を含む四字熟語に「敦煌五竜(とんこうごりょう)」と「金碧輝煌(きんぺききこう)」があります。

「敦煌五竜」とは、中国の晋の時代に朝廷が設置した官吏を養成する大学で、評価が高かった5人の総称です。全員が敦煌(中国甘粛省北西部のオアシス都市)出身だったためこう呼ばれ、「燉煌五竜」とも書きます。

「金碧輝煌」とは金色や青緑色にきらびやかに耀く様子を意味し、見とれるほどに美しいものや関係を言い表す言葉です。「金碧相輝(きんぺきそうき)」や「金碧爛然(きんぺきらんぜん)」も同じ意味を持つ四字熟語です。

人名

煌は2004年に人名漢字として登録され、男の子の名前としてとても人気がある漢字です。明治安田生命の名前ランキングでは2006年に初めてランクイン。2013年には煌大(コウタ、コウダイ)の名前で18位にランクインしました。これまでに、煌・煌大・煌生でランクインしています。女の子の場合は響きの可愛さから「きら」の読みを使い、「きらら」や「きらり」という特徴的な名前が付くことも多いです。

煌の字が付く歴史上の人物には、江戸時代後期の画家・倉野煌園(くらのこうえん)、江戸時代後期の儒者・岡田煌亭(おかだこうてい)、明治時代の牧師・山本秀煌(やまもとひでてる)がいます。

煌にまつわる豆知識

煌の字を含む四字熟語で紹介した「敦煌五竜」には敦煌という中国の地名が含まれています。敦煌郊外の鳴沙山には石窟寺院があり、それらは敦煌石窟(とんこうせっくつ)と呼ばれています。4~14世紀にかけて造営され、貴重な壁画や仏像・古文書・古写本などが出土した中国の代表的仏教石窟です。1987年に世界文化遺産に登録されました。千仏洞(せんぶつどう)、莫高窟(まっこうくつ/ばっこうくつ)とも呼ばれます。

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